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~#IDOMの中で働くひと VOL7~

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お客様や従業員の命、店舗の安全を守る”店舗管理”の想い

「IDOMの中で働くひと」をテーマに、社内で活躍する
全世界のIDOMグループのメンバーや社内の様子をご紹介しています。

毎年11月9日は、「119番の日」ですね。

そして、11月9日〜11月15日は、尊い命と大切な財産を火災から守ることを目的に、
「秋季全国火災予防運動」が全国各地で実施されます。

私たちIDOMも、日頃より安心・安全な店舗運営のため、
全国にひろがる約500店で、消防・防火設備点検を実施しております。

本日は、そんな店舗の防災管理を担う、
店舗管理チームの佐藤さんに、お話を伺いました。

(写真:店舗管理チーム 佐藤さん)

ー佐藤さんの所属する「店舗管理チーム」について、教えてください。

はい、店舗管理チームの主な業務は、
今回のテーマである防災管理の他、既存店舗の修繕、店舗内装の改修、
法令を順守した運用がなされているかのチェックなど、、、多岐に渡ります。

具体的な例を挙げると、
環境に配慮し店舗のライトをLEDに変えたり、
内装のインテリアをブランドの雰囲気に合わせて変更したり、
店舗運用にかかる費用を調整したり、です。

店舗スタッフがお客様のおもてなしに集中できるように、
それ以外の運営をサポートするイメージです。

その中における私の業務は、店舗運用の見直しと、改善です。
今あるルールの中で、見直すべきところはないか、
整理するべきところはどこかをよく考え、業務の改善、提案をしております。

また、もっと運用がしやすくなるように、
新しいツールの導入を検討することもあります。

日々情報をキャッチアップしながら、この先、店舗運用に携わる誰もが、
運用がしやすい土台を作り、それが10年、20年と継承されていくような
基盤を作っております。

ー11月は「秋季全国火災予防運動」期間です、店舗の火災予防・取り組みを教えてください。

先ほど、店舗がお客様のおもてなしに集中できるように、
それ以外の部分をサポートしていると説明しましたが、
店舗の消防・防火設備点検の実施管理も、店舗管理チームのお仕事です。

消防点検は、年2回の実施が法令で義務付けられております。
実際の消防・防火設備点検については、専門職の方しかできませんので、
外部のパートナー企業様にお願いをしております。

ー地域特有の災害リスクに合わせた防災管理への意識・取り組み

また、火災予防とは離れるかも知れませんが、地震などの自然災害の際にも、
火災のリスクがありますので、店舗の防災管理についても少しお話させてください。

基本的に、店舗の防災についても、私たちの部署で管理しておりますが、
店舗にもお願いをしている部分があります。それは、”防災グッズの備蓄品の選定”です。

備蓄については当然ですが、IDOMでは、店舗が自由に
災害時の備蓄品を購入できるような仕組みになっています。

基本セットはありつつも、土地の寒暖差や天候、
火山の噴火や津波のリスクといった、地域特有の災害リスクもあるからです。

私たちよりも、その土地に住んでいるスタッフの方が詳しいと思いますし、
自分たちで色々工夫しながら用意できる方が、
店舗のみなさんの、防災・防火の意識に繋がると考えております。

防火・防災については法令順守で、徹底的な管理のもと行っておりますが、
法令を守ったからといって、安心・安全とは限りません。

お客様や従業員の命に関わることなので、何かあってからでは遅い。

全社員が防火・防災に関する意識を高められる仕組みを作り、
安心・安全な店舗運用をできるようにしております。

(写真:店舗管理チーム 佐藤さん)

ー佐藤さんの入社のきっかけは、あの2011年の東日本大震災での経験

2013年に新卒で入社し、千葉県の店舗に配属されました。
その後、愛知県、群馬県の店舗を経て、本部に配属となりました。

本部では、契約手続きのweb化や、オークション関連の業務に携わり、
現在の部署、店舗管理チームに至ります。

入社のきっかけは、2011年の東日本大震災を経験したことでした。

出身が宮城県の気仙沼市で、当時は地元近くの大学に通っており、
地震が起きてすぐ、地元に駆けつけたのですが・・・

信じられない程の沢山のものが津波で流されており、
言葉では言い表せないくらい、恐ろしい光景が広がっていました。

命が助かったとはいえ、今度は生活するためのインフラや資源、水、食べ物なども不足し、
更に、生活の上で欠かせなかった車も流されてしまい、多くの人が移動手段をも失っていました。

そんな中、ガリバーが被災地支援として、
中古車を1000台提供してくれるというニュースが流れました。

みんなが移動手段がなくて困っていたところに、車を提供してくれるなんて・・
気仙沼市でも車の支援活動を行ってくださり、町の人たちが喜ぶ姿を見て、
暖かな気持ちになったことを覚えています。

道中でガソリンを入れられるかわからない、道が塞がっているかも知れないし、
いつ余震で瓦礫や土砂が崩れて来るかもわからない、、
そんな中、被災地に車を運ぶ事が、いかに大変なことだったか、
自分が物流担当をしていた際に、改めて実感しました。

いつか、周囲の人をを助けてくれた恩返しがしたい、そう思っていた矢先、
新型コロナウイルスの感染拡大といった混乱が起こりました。
この状況の中、IDOM社内で、「ガリバークルマ支援」プロジェクトが発足すると知り、手を挙げました。

この「ガリバークルマ支援」プロジェクトは、コロナ禍において、
安心・安全な移動手段を必要とする方に向け、10,000台の中古車を無償で提供する取り組みです。
わたしは、その立ち上げやお客様のもとへ車を届ける導線整備の責任者となりました。

ガリバーを知り、店舗でお客様と触れ合い、本部で店舗運営や流通に携わり・・
入社前からの想いと、入社してからの経験が全て繋がった瞬間でした。

ガリバーを知り、店舗でお客様と触れ合い、本部で店舗運営や流通に携わり・・
入社前からの想いと、入社してからの経験が全て繋がった瞬間でした。

ーお仕事での目標や、今後取り組んで見たいことなど、教えてください。

今後の目標といたしましては、
「20年先まで生き続ける運用作り」を実現したいと思っております。

今はそのレールを作っている最中で、なかなか大変なこともありますが、
できているものの上を歩くのではなく、自分たちで作り上げる面白さもあります。

IDOMは今年28周年を迎えますが、その先の「100年続く企業」に向けて、
会社の土台作りに貢献していきたいと思います。

また、なにか社会で大変なことが起こった際には、全社員が同じ方向を向いて、
世の中のためにできることを一丸となって実行できる社風であり続けて欲しいと思います。

(写真:店舗管理チームの皆さん)

ー最後に

全国約500店には、毎年、何十万人ものお客様がご来店されます。

IDOMでは、お客様、近隣の住民のみなさま、そして、店舗スタッフの命を守るため、
日々、支えてくれているチームがいます。

そういう仲間の努力があるからこそ、安心安全に過ごせるんだなぁと
改めて感じるとともに、消防・防災は、私たち、ひとりひとりの意識も大事ですね。

乾燥が気になる季節・・・特に火災が起こりやすい時季とも言われていますので、
積極的に意識したいところです。

以上、お読みいただきありがとうございました。

またお会いしましょう!

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URL:https://twitter.com/Gulliver_IDOM/
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※1「ガリバークルマ支援」:大変多くのお申し込みを頂いており、現在新規のお車のお貸出しが難しい状況にございます。多くの不安を抱えていらっしゃる中、お力添えできず申し訳ありません。今後のお貸出しにつきましては、当社公式HPもしくは公式LINEアカウントにてご案内させて頂きます。「Gulliverクルマ支援」公式HP: https://support.idom-inc.com/