コーポレートブログ
「まちのクルマ屋」は掲げて終わりじゃない!ミッションの体現として、社員自ら提案するオリジナルプログラム「IDOM CREATIVE PROGRAM」とは?
こんにちは!IDOM広報担当です。
今回ご紹介するのは私たちが掲げているミッション、「あなたの人生を彩り続ける、『まちのクルマ屋』に挑む。」の推進と社内の共感を育むための活動についてです!
2024年10月にお披露目となった私たちのミッション「まちのクルマ屋」。
人生に彩りを与える“体験”である「クルマ」に、お客様が長く乗り続けられるようイノベーションを推進し、地域に根ざした身近な存在になるという決意が込められています。
このミッションをすべての社員が深く理解して自らの行動に落とし込み、お客様の体験をより良いものとすべく、IDOMではある活動が行われています。
その名も「IDOM CREATIVE PROGRAM(以下、ICP)」です!
ICPが始動したのはミッション発表の1年前である2023年10月から。
実はこの「まちのクルマ屋」というミッションが社内で完成していたのは2022年の終盤で、世界にミッションの約束を発表する前から、継続して社内の共感を育んできました。
ICPの参加対象となるのは営業マネージャーや全国のストアマネージャー、本部のリーダー層たち。
一般に新製品開発の際に参考とされる「イノベーター理論」では、新たな製品の市場における普及には、2.5%のイノベーターと、13.5%のアーリーアダプターが必要とされます。
IDOMでは、ステークホルダーとの約束であるミッションに対する社内の共感を育むためには、市場における新製品普及と同等の確実性が重要だと考え、全国にいる総勢4,000名の社員を普及すべき市場と捉えて、その16%であるリーダー層640名全員に、ICPの卒業を義務付けました。
全国に散らばる640名が業務の間で卒業できるよう、現在はすべてオンラインでの開催ですが、初回はICPを立案・運営してくださるパートナー企業「NEWPEACE」のオフィスをお借りし、全国から対象者が集まって開催されました。
さて、気になるのはその中身。これがICPのスケジュールです!!
Day1 | オリエンテーション・講義「IDOMというブランドは顧客の印象がつくる」 |
Day2 | 講義「顧客の観察と洞察から、新サービスを開発する方法」 |
Day3 | 講義「行動経済学による中古車業界の『情報の非対称性』と『逆淘汰』」 |
Day4 | 講義「新しい市場、新しい当たり前のつくりかた」 |
Day5 | 制作 提案アイディア相談会 |
Day6 | 最終プレゼンテーション |
全6日間の中で講義やグループワークに参加し、最終的にはグループで一つ「新しい当たり前」を提案します。
しかも、講師をしてくださるのはIDOMのブランディングを手がけるブランドディレクターや市場規模を変えた大ヒット商品の開発者、行動経済学、経営学などの研究者たち。IDOMのミッションの理解を深めるプログラムですが、社内の偉い人の講話…とかではないんです。
それではこのプログラムの解説や目的を
ICPをとりまとめる理念推進チームの中本さんに聞いてみました!
▶ICPをとりまとめる 理念推進チーム 中本海人さん
「ICPは大きく分けてインプットとアウトプットの枠を設けています。
インプットで軸となるのは、自己都合を取り払って顧客の立場に立つ、他者志向でいるということです。社外の専門家たちを招くことで、多面的に課題を抽出する力を養っていきます。様々な専門家の方から違った角度でお話をいただきますが、他者志向という軸は一貫しています。
アウトプットでは、講義で得た考え方をもとに顧客の課題を見つけ出し、どのように解決していくのかを考えます。このプロセスが『まちのクルマ屋』というミッションを体現していることに他ならないと思っています。結局ミッションは掲げているだけでなく、日常でしっかりと使えるようにしていかなくては意味がありません。ここで身に着けたプロセスをみんなが継続していくことが理想ですし、そうして顧客のあらゆる接点で我々が『まちのクルマ屋』としての態度を示すことが会社のブランドにも繋がると思っています」。
「まちのクルマ屋」というミッションの推進=「ミッションを日常の判断軸にしていく」ということなんですね!
すでに6日間のプログラムを終えたグループの中には、最終プレゼンで発表したアイデアが社内の新しいプロジェクトに繋がったグループもあるといいます!
実際にICPに参加したメンバーにもお話を聞いてみました!
▶ICP一期生 大浦裕幸さん
展示販売第五営業部のスーパーバイザー 店舗のフォロー役を担う
「ミッションの重要性や理解を深めることの大切さを学んだのと同時に、顧客の「観察」と「洞察」という“顧客目線”はどこから来て、どこまでやるのかという深さはすごく勉強になりました。顧客の「観察」と「洞察」の深さというのは、お客様と日々接している原場メンバーこそ重要です。原場メンバーとの関わりの中で、 顧客が主語になって、ミッションについての一人一人の考えや思いを傾聴し、よりメンバーとの相互理解を深めていければと思います」。
▶ICP一期生 宇山一平さん
ガリバー横浜瀬谷店のストアマネージャー
「“顧客目線”というのは今までも意識していたつもりではありましたが、ICPに参加して1つの目線だけでなく、複数の目線を持てるようになったと感じています。例えば、一家のご主人が来店された場合、これまでは目の前のご主人に見合ったサービスや要望にだけ応えるような考え方になっていたと思います。 しかし実際にクルマに関わるのは、ご主人だけでなく奥様やお子様もクルマを利用されます。クルマに関わっている“全ての方”の目線を意識した商談や接客になったと捉えています」。
このICPの活動を通して生まれたサービスや仕組みを、皆様に今後もたくさんお届けできると思うとワクワクしてきます!
今回もお読みいただきありがとうございました。
記事に関するお問い合わせは
広報ユニット Email <pr@glv.co.jp>